手書き書体について
天章堂はこだわりの手書き印影・手彫り仕上げ
天章堂は「一生モノの印鑑には、美しい印影を」をモットーに、熟練の職人が一本一本丹精込めて「手書き文字・手彫り仕上げ」で唯一無二の印章をおつくりしております。
せっかくつくる印鑑、ご満足頂ける書体の選び方についてご説明いたします。
天章堂のこだわりは公式ブログでも詳しくご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。
おすすめの書体
実印・銀行印は藤原流篆書、篆書体、印相体(八方篆書)をおすすめします。
紛失時などに個人が第三者に特定されないことが重要ですので、読めみやすい古印体はおすすめいたしません。
ご予算に余裕がありましたら、藤原流篆書をぜひお選びください。一風変わったレトロで味わいのある文字を入れさせていただきます。
ひらがな・カタカナのお名前の方は、印相体(八方篆書)をおすすめします。
篆書にはひらがな・カタカナは存在しない為、「篆書風」な字入れとなり、あまり格好が良いとは言えないのが正直なところです。
認印は古印体をおすすめします。
認印は捺印したものを相手が読めることが重要です。古印体が当店の扱い書体では最も読みやすいものになります。
個人用印章
藤原流篆書実印・銀行印に、当店一番のおすすめです
藤原流篆書は、印篆を小篆調・小篆風に独特の雰囲気の字形を取り、時には金文・古文等の字を用いたりして、文字の芸術性をより表現し、また篆刻を意識し、文字の形態に遊び心を入れたオリジナルの書体です。また『字法・章法・刻法』の三法の法則に基づき、刀の味『サビ』を加え彫刻致しております。
試行錯誤を重ね生み出した職人魂の結晶とも言える書体です。他の印章店では真似が出来ないものですので、偽造される可能性は100%ありません。少々価格は上がりますが、デザイン性・セキュリティー面からもおすすめの逸品です。
詳しくはこちら
篆書体実印・銀行印におすすめです
元来中国から伝わってきた印章。四千年近い歴史を持つ漢字の元である「甲骨文字(こうこつもじ)」から「金文(きんぶん)」「大篆(だいてん)」と派生し、そして「大篆」ではまだ字画が複雑で書くのには不便であったため、秦の始皇帝の命により「小篆(しょうてん)」が作成されました。その「小篆」が、印章では一般的に「篆書体」として用いられている書体です。
日本銀行発行のお札に押されている印鑑もこの書体です。実印をお求めのお客様のほとんどがこの書体をお選びになっております。
印相体(八方篆書)実印・銀行印に、ひらがな・カタカナ対応
印相体は、篆書体から進化させた書体で八方篆書体(はっぽうてんしょたい)とも呼ばれ字が八方に広がっているようなカタチから「八方広がり=開運印相」としてもよく用いられております。ただ歴史的にはまだ浅く、戦後に普及された書体です。縁起が良いかどうか運が向いてくるかどうか、それはあなたの努力次第でしょう。
ひらがな・カタカナなら印相体(八方篆書)がおすすめです。
古印体認印におすすめです
日本の古来から印章に使われている書体で「隷書(れいしょ)」から変化した書体です。「読みやすい印影のはんこを」という方にオススメしておりますが、出来合い印に最も使用されている書体のため、オーダーメイドでつくる、特に重要な「実印」などにはあまりオススメしておりません。
法人用印章
篆書体
印相体(八方篆書)
篆書体(会社名)+ 古印体(役職名)
※角印ではこの書体を組み合わせることはできません。
もっと知りたい天章堂・はんこの選び方